栃木県日光市五十里(いかり)湖畔に、かつてダム建設のために湖底に沈んだ五十里(いかり)地区から移築された古民家が、民宿としてよみがえっています。
その民宿「古民家食堂六代目へいじ」の店主が、三上政志さん。そして、パートナーとして三上さんを支えるのが、新田玲子さん。
このお二人が、2019年3月9日(土)18時~のテレビ朝日「人生の楽園」に登場されるというので、調べてみました。
目次
「古民家食堂六代目へいじ」はどこにある?どんな宿?五十里地区ってどんなところ?
「古民家食堂六代目へいじ」があるのは、栃木県日光市の五十里地区。人口11人の小さな集落です。
「五十里(いかり)」という地名は、江戸時代には五十里宿と云われ、会津西街道~例幣使街道を経由して日本橋まで、約五十里あったことから付けられた地名とのこと。
ここ五十里宿から、会津藩であり、最初の宿駅がここ五十里宿だったそうです。
そんな歴史のある集落なんですね!
その五十里にある「六代目へいじ」は、1日1組限定の民宿ですが、TwitterやInstagramでも絶賛されていますよ~!
古民家食堂六代目へいじさんに来てます!
看板犬のいかりこちゃんとダムくんと一緒に警備隊としてパトロール(散歩)出来る素晴らしい民宿!
超おすすめ🐕 pic.twitter.com/ngXOgxHyiI— 鳳梨 (@FezPineApple) 2019年3月5日
看板犬の「ダム」と「いかり娘」という柴犬も人気のようですね!
「ダム」(茨城県出身)と「いかり娘」(沖縄県出身)は、宿の周辺に出没するシカや猿、イノシシからお客様を守るための警備犬としてパトロールのお仕事もするんですって!
頼もしいですね♪
また、お食事も自慢のようですね!
ホームページには、こんなふうに書かれています!
お食事は一汁五菜を基本に、各地の郷土料理をメイン食材としてご提供いたします。(例:北海道のイカめし、山形のだし、仙台芋煮、ホタテの貝焼き味噌、新潟のバクダン、周辺で釣った天然岩魚の甘味噌蒸し焼、一夜干し、津軽の煮リンゴ)これらの料理を旬に合わせてご提供いたしております。
当館の裏庭は、春から秋にかけて山菜の畑となります。ワラビやこごみ、クルミなど多くの自然の恵みに囲まれます。夏の終盤頃には、クルミを採りに来るシマリスの夫婦が見られ、可愛らしい姿に、思わず微笑んでしまいます。
小さな集落で幸せな時間をお過ごしください。
読んでいるだけで幸せになってしまいそうなほど、美味しそうですね♪
インスタグラムにもこんな美味しそうな写真!
https://www.instagram.com/p/BNmLhGUBNwE/
こんな素敵な民宿「古民家食堂六代目へいじ」さんの住所や電話番号は、こちらです!
【古民家食堂六代目へいじ】
■住所: 栃木県日光市五十里73
□電話: 0288-25-7720
■宿泊人数 :1組5名様限定
□宿泊利用時間:チェックイン16時、チェックアウト10時
■定休日 :宿泊通年
□送迎 :湯西川温泉駅から送迎あり(2人~8人まで 要連絡)
■ホームページ: http://www.kominka-heiji.com/index.html
※ 予約はお電話または楽天トラベルで!
⇒ 楽天トラベル 古民家食堂六代目へいじ
「古民家食堂六代目へいじ」主人の三上政志さんってどんな人?
(テレビ朝日ウェブページより)
「人生の楽園」では、大手旅行会社に勤務していた三上政志さんが五十里地区に移り住み、民宿を始めたこと、その経緯や、心意気などが取り上げられますね。
そんな三上さんって、どんな方なのでしょう?
お名前: 三上政志さん
年齢: 63歳(2019年3月時点)
ご出身: 青森県弘前市
経歴など:
三上さんは、かつて大手旅行会社に就職し、添乗員や営業職として北関東や東北地方で過ごしました。
青森勤務のときに同じ弘前市出身で銀行員だった玲子さんと出会い、一緒に仙台へと拠点を移し、旅館コンサルタントとして独立。
しかし、2011年の東日本大震災をきっかけに仕事は激減。住んでいたマンションは半壊し、お友達には亡くなった方もいたそうです。
「いつ何が起こるか分からない。人生を再構築しよう」そう思ったそうです。
その後、政志さんは仕事で知り合った友人の細井平治さんから、ダム建設に伴い五十里湖畔に移築して空き家となっていた古民家を紹介されます。
政志さんは自分の力を試してみたいと借りることにし、2012年9月「古民家食堂 六代目へいじ」を始めました。
しかし食堂にほとんど客は来ず、経営は苦しかったそうです。
そこで2016年3月、1日1組限定で定員5人の民宿として再スタート。
今では、宿で愛犬の「ダム」と「いかり娘」とともに、会津西街道の歴史を紹介しながら自然と触れ合える五十里湖周辺の散歩が人気。湯西川温泉や福島県の大内宿などへも案内しています。
食事は政志さんが故郷や出張先で味わった、東北地方の郷土料理を出しています。
また古民家の貸主だった細井平治さんが地域の歴史を大切にしていたため、政志さんは宿を訪れる人に五十里集落の今と昔を伝える活動もしています。
さらに約4年前からは五十里地区周辺の古い写真を集め、集落の歴史を伝える写真展示会なども計画して、歴史を大切にしているそうです。
旅行会社に勤務されていた方なのですね!
最初は、民宿ではなくて、食事処を始めたそうです。
旅館コンサルタントとして独立していたこともあるので、自信はあったとのこと。
でも、コンサルティング時代に自由にアドバイスをしたいたときと違い、ご自分で始めてみると、なかなかうまく行かない状況に、茫然としたそうです。
そもそも、五十里で食事処を始めたのは、車で数分のところにある湯西川温泉駅に、登山や釣りなどを目的に年間30万人ほどの観光客が訪れることや、「へいじ祭り」や「津軽三味線手踊りライブ」といったイベントを開催したことで、テレビ取材も多く、話題も集めたそうで、「勝算あり」と思ったそうです。
でも、イベントが終わると客足は遠のき、なかなかうまく行きません。
そこで気付いたのは、
「五十里に訪れる人は、騒いで遊びたいわけではなく、別荘のような感覚で安らぎを求めている人が多い。食事処ではなく、ゆっくり休めるような場所に変える必要があるな」
ということだったそうです。
そんなところから、1日1組限定のゆっくりできる民宿に転向。
お料理も、東北を中心とした郷土料理を学び腕に磨きをかけたそうです。もともと津軽のご出身、旅行会社勤務時代に沢山の場所の郷土料理を食べ歩いた経験も生きたそうです。
さらに、警備犬としたて柴犬の「ダム」と「いかり娘」と一緒にお散歩できるプランも人気になり、今では、楽天トラベルの総合評価でも栃木県内の評価でも高ランクに位置しているそうです。
人気のお宿を作るために、努力をされているのですね!
そして、その三上さんを支えるパートナーの新田玲子さんのことも気になります。
三上政志さんとパートナーの新田玲子さんとの関係は?
HUFFPOST というサイトに、三上さんと新田さんのことが掲載されていました。
三上さんも新田さんも離婚を経験しているそうです。今は、籍を入れないパートナーとして、ひとつの目標に向かって二人で一緒に歩いていくスタイルが心地よいとのこと。
現代的で、カッコいい関係だなと思います。
また、家族って、必ずしも、血縁や法律上のつながりだけではないのかもしれないな、とも思います。
人間同士のつながりとして一緒に生きていくパートナーと、一期一会のお客様を心からもてなす三上さんと新田さん。
最高に素敵なカップルだな~と感じました!
ぜひ、泊りに行ってみたいですね!
まとめ
今回は、栃木県日光市五十里地区の「古民家食堂 六代目へいじ」の三上政志さんと、パートナーの新田玲子さんをご紹介しました!
これまでの経験を生かし、人の心に響く民宿経営をしていらっしゃる三上さん。
そして、人間同士のぬくもり合う関係で支えるパートナーの新田さん。
2人に愛され、お客様からも愛され、立派に警備犬を務めるダムといかり娘。
全員、血のつながりも法律上のつながりもない家族でありながら、普通の家族以上の絆を感じて、温かい気持ちになりました。
それに、なんといっても、お料理もおいしそうですしね!
日光の五十里地区「古民家食堂 六代目へいじ」。
機会があれば、あなたも是非訪れてみてくださいね!
⇒ 楽天トラベル 古民家食堂六代目へいじ