こんにちは!144cmのミニマムサイズママ mizuetty です(*^^*)
超マイクロミニサイズの私ですが、子供達にはせめて平均身長近くにはなってほしいな。。と色々調べて今回の特集「子供の身長を伸ばそう!」を書いています。
自分自身、とても小さいので、ホルモンの影響じゃ。。なんて思ったこともありましたが、私が子供だった頃は、ホルモンの影響では?と考える環境や情報も整っていなかったので、今となってはわからずじまい。当時そんな意識や環境があれば、私もホルモン検査など受けて見られたかもしれないのにな、と思います。
でも、今は様々な研究も進んでいて、ホルモンの影響で低身長になっていないかを検査で発見することもでき、治療方法もあるそうですよ。今回は、子供の背と成長ホルモンの病気を調べてみました。
成長ホルモン分泌不全性低身長症
「うちの子は、よそのお子さんに比べて、身長の伸びが遅いんじゃないかしら?」と悩まれているお母さんも多いみたいですね。ただ成長が遅いだけならいいですが、病気が関係しているかどうかは、気になりますよね。
身長が伸びないことに関係する病気の一つに、成長ホルモンが十分に分泌されない「成長ホルモン分泌不全性低身長症」という病気があります。
有名なところでは、プロサッカー選手のメッシがこの病気であったとのこと。メッシ選手は、10歳の頃この病気が発覚しましたが、投薬治療のおかげで170㎝まで身長が伸びています。ですから、正しく治療を行えば、心配することはない病気と言えます。
もし、あなたのお子様について不安があれば、病院で検査を受けてみるのも良いですね。
この病気のせいで命まで落とすということはありませんが、治療しないと、最終身長が低い状態で止まってしまいます。一説には、130㎝程度にしか成長しない場合もあるとか。
「たかが身長」ですが「されど身長」です。身長は一生ついて回ります。私自身も、「小さい」ということで、例えば合うサイズの制服がなかったり、大人用のものが使えずに困ったり、単純に高いところに手が届かず苦労する、なんていうことは日常茶飯事です。「チビ、チビ」とからかわれましたし、すると、コンプレックスにもなります。また、職業選択にも制限ができてしまいます。
ですから、もし、あなたのお子さんが平均身長よりも著しく小さい場合は、低身長症でないかどうか、調べてあげることをお薦めします。そして、もしその病気であるならば、早期に治療すれば治りますので、早いほうが良いです。ある程度大きくなってしまうと、成長期間の伸びしろも少なくなってしまいますから、他の病気と同じように「早期発見、早期治療」を心がけてください。
成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療法
成長ホルモン分泌不全性低身長症は、成長ホルモンが正常に分泌されないので、「注射で外部から成長ホルモンを補う」のが一般的な治療法です。
この治療は、即効性があるものではなく、数年の治療が必要なものです。場合によっては、高校卒業くらいまで治療を要することもあります。ただし、ホルモン注射は、以前は通院して受ける必要がありましたが、今では、インスリン注射のように、自宅ですることができます。
ホルモン注射用の注射針は細いので、痛みは少ないようです。小さいころや慣れるまでは、親が注射をする必要がありますが、大きくなれば、自分でできるようになるようです。
この注射は、本来自然に分泌される成長ホルモンの分泌を補うことが目的ですので、毎日打つ必要があります。打つ場所は、お尻や太もも、二の腕など。同じ場所に打たないよう、場所を変えて打ちます。就寝前に1日1回打ちます。慣れれば、子供でも簡単にできるので、続けやすいといいます。
すぐに効果が表れるものではないですが、それまで分泌が少なかった成長ホルモンを投与するわけなので、毎日打ち続けると徐々に効果が表れてきます。ただ、成長ホルモンを投与する時期が遅くなればなるだけ、効果が出るまでに時間がかかり、成長期の良いところをとらえないと、効果もあまり高くない場合があります。
特に、思春期を過ぎてからの治療では、成長期そのものが終盤に来てしまいますので、あまり効果的ではありません。できるだけ早く、思春期に入るまでに治療を開始することが理想です。
成長ホルモンを投与できる治療が有効な成長ホルモン分泌不全性低身長症。でも、身長が低い人すべてがこの病気であるわけではありません。様々な別の要因も考えられますから、気になる場合には、病院で検査を受け診断してもらうことが良いでしょう。そのうえで、この病気であることが分かれば、治療が開始されます。
成長ホルモン分泌不全性低身長症の副作用と治療費用
成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療法は、注射によって、外部から成長ホルモンを投与することです。外部から成長ホルモンを入れるわけですから、副作用もないわけではありません。
一般的には、頭痛と関節痛があります。
頭痛は、治療開始直後に起こりますが、ずっと継続するわけではありません。体の自然な反応です。
また、関節痛は、副作用ではありますが、治療が成功している証拠です。成長期にグングン背が伸びている子供が関節を痛がることがあり、「成長痛」と言います。これと同じと考えてよいものです。ただ、あまりに痛くて我慢できない場合は、病院を受診してお医者さんに相談しましょう。
ただ、ごくまれにですが、白血病や甲状腺機能低下を引き起こすこともありますので、注意が必要です。成長ホルモンと白血病の因果関係はまだ立証されていませんが、起こることもあると言われています。
また、甲状腺機能低下によって、倦怠感が表れることがあります。この場合も、医師に相談して、指導のもと治療を続けましょう。
気になる治療費ですが、こちらは、少なく見積もっても1ヶ月10万円ぐらいかかります。毎月毎月10万円を負担するのは大変ですが、「小児慢性特定疾患医療費受給」や自治体によって保険治療の補助などが利用できますから、地元の保健所に相談をしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?お子さんが「成長ホルモン分泌不全性低身長症」かもしれない。。。と思い当たるようなことがあれば、なるべく早く、近くの小児科に相談してみてくださいね。そのうえで、病気が分かれば早く治療を始めてお子さんの背を伸ばしてあげることにもつながりますし、もし、病気でないのであれば、生活習慣の改善などの手段が取れるかもしれません。
あなたのお子さんが大きく育つようにと願っています。
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