ウィークデーでも昼休みになんちゃって森林浴散歩♫

久し振りに昼休みに散歩に出てみました。

私の職場は群馬県高崎市。人口約38万人、典型的な地方都市です。このところ忙しくて昼休みも、デスクでお弁当を食べて、ちょっと一休みしたらすぐ仕事に戻るという毎日が続いていましたが、今日はパパっとお弁当を食べると、思いきって外へ♬

幸い、今の職場からは高崎城址が近く、周辺の公園や緑地等、地方都市の街中でも森林浴気分の散歩ができます。

すごくいい環境だな～とありがたく思うのですが、もし都会だとしても、探せば、結構緑ってあるものですよね。むしろ、東京都心は、敢えて緑を景観に入れた素敵なデザインの庭園やプロムナードなんかも充実していたり。そうでなくとも、昔からある神社やお寺の周り等、探せば結構ありますよね。

今は群馬に住み、仕事をしている私ですが、大学卒業から30代前半までは、東京に住み、仕事をしていました。東京タワーにほど近い神谷町で働いていたときも、ランチに六本木方面へ歩くと、緑を生かしたビルデザインやカフェがあったりして、東京都心って、郊外よりもむしろ緑の演出が多かったな～なんて懐かしく思い出しています。

その前に働いていた吉祥寺も、少し歩けば昔ながらの古い神社があって、その中に一歩入ると緑の静寂に心洗われたり。あ～、懐かしい(*´▽｀*)

あの頃は、まだ若くて、同僚とのお喋りに夢中になったり、あのビストロが美味しい、あっちのイタリアンへ行ってみたいとかに興味があって、ただ散歩するという発想はなかったのですが、今ならきっと、お昼はお弁当にしてパッと食べて、残りの時間は散歩に行くだろうな～。都会の緑は、田舎のスケールの大きさはないけれど、間違いなくハイセンスだもの。そこにいて、歩く、それだけで、お洒落な人になった気分になれるし(*´ω｀*)　そうして、緑からもらうマイナスイオンの恩恵でリフレッシュできる。散歩しない理由がないくらい(^^♪

そんなわけで、今日は散歩。ここに異動してきてえらく感動した風景をなぞってみましたよ。

まずは、高崎城址に江戸期の姿のまま唯一残る乾櫓を仰いでスタート。

美しい姿。

高崎城址は、今は、地方交響楽団の草分け「群馬交響楽団」の本拠地「群馬音楽センター」もあります。こちら。

ここは、今年の3月にバイオリニストの五嶋龍さんがドイツの管弦楽団とメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を演奏しに来たので、「題名のない音楽会」で司会をしている五嶋龍君だ、行ってみよう！と聴きにいったら、すっかり彼の演奏の素晴らしさと表現力に魅了されてしまいファンになったという思い出のホールでもあります(´▽｀*)　だから、見る度にコンサートを思い出してウキウキしたり、龍くん、また来ないかな～とワクワクしたりできる大好きな場所(*´ω｀)　龍くんは、お父様が高崎のご出身だそうで、高崎はご自身のルーツの一つと位置付けていらっしゃるそうで、これまでも高崎へは度々演奏しに来ているようなのです。だからまた、きっと来る！と楽しみなのです。

そうそう、散歩には、ワクワクもウキウキも一緒に連れて行くことをオススメします（笑）

さて、次は、赤毛のアンに出てきそうなプロムナードがある広場へ。サルスベリの花、まだ咲いていますね。

あれ？？消防車が沢山。。！

何かの演習でしょうか。

消防車や救急車は、市民の平穏な生活を守るレスキュー隊。できるだけお世話になることがないように生活をすることが一番ですが、いざというときの活躍は本当に心強い。

私達の安全を守るレスキュー隊が、この場で演習をしているというのにも感慨深く感じました。なぜならここは、江戸期が終わって高崎城の役割を終えると、明治から太平洋戦争の終結まで、陸軍の兵営だったから。高崎に置かれたのは、歩兵第15連隊。初陣は日清戦争。太平洋戦争末期には南方パラオで悲劇的な玉砕を遂げた隊があったり。。この話は、また別の時にでも。

プロムナードに入るところに、大きなエノキがあります。