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プロトランぺッター類家心平さんと合わせてもらった初めてのジャズ発表会♬

ジャズピアノを習い始めて5か月。初めての発表会に参加しました(*^^*)

習っているスクールはピアノだけではなくジャズスクールなので、ドラム、ベースとのトリオや、トランペット、サックス、ギターなども入ったカルテットやクインテットなど、コンボ形式で合わせるのです。初めて会った方と午前中のリハで流れを打ち合わせて、午後は本番!先日参加したジャムセッションとは違うけれど、通しで合わせるのは本番が初めてで最後という、緊張感たっぷりのステージ。

おまけに、スクールでは毎年プロの演奏家をスペシャルゲストで招いて、上級クラスの演奏には全部入ってもらうのです。

今年のゲストは、トランぺッターの類家心平さん(*^^*) 今、日本のジャズトランペット界若手第一人者という注目度抜群の方です!そんな実力のある忙しい方を招けるスクールのすごさにも改めてビックリだし、スクールのラブコールに答えて来てくださった類家さんの度量の広さにも感謝です。

私は今回が初めての発表会だったので、仕上げられるかが心配で、ステージで曲を見失わずに最後までたどり着けるかドキドキで、アドリブが真っ白になっちゃわないか、などなど自分のことで夢中で、類家さんがどんなに素晴らしいトランぺッターなのかというところまで研究できなかったのは、かなりもったいなかった。。(;´∀`)

けど、ちゃっかり、こんなふうに合わせてもらいましたよ!

一番右のトランペットを吹いている方が、類家心平さん。そして、当日初めて会ったドラムさんとベースさん、ピアノが私の、カルテット(^^♪

曲は、”If I Were A Bell”。もともと、フランク・レッサーという作曲家が書いた50年代のブロードウェイミュージカル “Guys and Dolls” の曲。ジャズでは名トランペッター、マイルス・デイビスが演奏して有名になり、今ではスタンダードナンバーの一つ。

学校のチャイム、つまりロンドンのウェストミンスター宮殿の大時計ビッグ・ベンの「キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン」を模したピアノのイントロから始まるのですが、最後の「コーン」の音を派手に間違え(っていうか、練習で間違えたことなんて一回もなかったのに!!)、ドラムとベースの方と打ち合わせたことをすっかり忘れてフライング、という波乱の幕開けでしたが(笑)、皆様のおかげで無事に楽しく合せられました!ありがとうございました(*^^*)

しかし、音楽って本当に楽しいです!
初めて会った方と、或はいつもの仲良しさんたちと、何かを一緒に楽しむには色々な方法があるけれど、音楽の楽しさと緊張感はまた、格別(*^^*)

スクールは大人が多いですが、キッズクラスもあります。無邪気に、懸命に、楽しそうに、思い思いの楽器を弾く子供たちの演奏を聴きながら、私の来し方を振り返ってみたら、今年は、初めてピアノを習ってから40周年!!ということに気が付きました。

幼稚園に入るか入らないかの頃、親指には赤、人差し指はレモン色、中指は緑、薬指にはオレンジ色、小指には青のリボンを結んでもらって、弾き始めてから40年(^^♪

コンスタントにゆる~くクラシックを習ったのは15歳までですが、その後も、楽譜を買って弾いたり、単発で習いに行ったり、少し習っては続かなくてやめちゃったり、それでもずーっとピアノに触れて40年(*^^*)

ピアノを弾けない父が、古い映画「愛情物語」で弾かれるショパンの「ノクターンOp9-2」に憧れて、小さかった私にピアノを習わせてから40年。

好きもキライも判断もつかないうちに始めたピアノだけど、そうして、40年たっても弾いている長さと巧拙に相関関係がないことを実証するような腕前にしかなっていないけれど(笑)、楽しんだ年数は40年(^o^)丿 これは間違いなく40年!

キッズクラスが発表しているとき、類家さんが客席のドアをそーっとあけてのぞきに来て、客席の後ろへ上がって行って嬉しそうに目を細めてみていらっしゃいましたよ♬ ご自身がトランペットに初めて触れたのが10歳の頃の吹奏楽活動でとのこと。その頃のご自分を思い出したのでしょうか。懸命な子供達の様子を見て、将来が楽しみだと思われたのでしょうか。

発表会の後、スクールの副校長先生が類家さんにインタビューをしてくれました。その中で類家さんがおっしゃっていました。

「音楽に触れないで過ごす人生というのもあるかしれないけれど、ここにいらっしゃる皆さんは音楽を聴いたり、演奏したり、楽しんでいらっしゃる。それだけですごく豊かな人生になると思います。若い方も、若くない方も(笑)※」

「特に、ジャズは自由なものです。勉強していく中で、面倒くさかったり、決まりがあったり、難しいなということもあるんですけれど、でも実は、それは自分を表現するためのささやかな手段であって、本当は、変な音を吹いちゃっても、下手な音を吹いちゃっても、良いんです。自由に、自分を表現して、音楽を楽しんで、豊かな人生を送って行けばいいんだと思います」

※スクールの生徒さんはキッズから70代まで!パッと見た感じ、40代以上の方が圧倒的に多いような。。だから、「若くない方も」には大ウケでした(´▽`*)

そうですね。音楽に出会えたこと、これは、私の人生にとっても何よりの宝物(*^^*)

今回も、楽しい経験が出来ただけではなく、初めて出会えた方とこれから何かの機会に一緒に合わせましょう!なんて次に続くお話ができたり、偶然従兄が同じスクールに通っていて10年以上ぶりに再会したり!

素敵な機会に感謝です♡ ありがとうございました。

これからも楽しんで行きたいと思います♬

それから、上手な上級の方々や、最後の講師の先生方と類家さんのセッションを聞いて、ちょっとシビアに思ったこと。

講師の先生方はアンコールを準備していなかったそうなのですが、拍手が鳴りやまなかったので、アンコールに答えてくれました。舞台上で「66(ロクジュウロク)行きますか」「キーはFで」って打ち合わせたと思ったら、名曲「Route 66」が始まりました!楽譜無しで、即興で合わせれるって、なんてカッコいいんでしょう!!そして、皆さん、なんて楽しそうなんでしょう♬ 私がやってみたいの、これなんだ!!と思いました。あっち側へ行きたい!と思いました。それができるようになるには、「面倒くさかったり、決まりを覚えなければならなかったり、難しいな」ということを、クリアしていかないと!

さて。次のレッスンまであと4日。次の曲は、”Fly Me To The Moon”。いつか、あっち側(即興セッションできる側)に行けるよう、一つ一つ、クリアしていきましょう(*´▽`*)

そうそう、最後になってしまいましたが。リハの時から、ビックリするような迫力のサウンドで一瞬で会場の空気を変え私達スクール生を興奮に巻きこんでくれた、類家心平さんの最新アルバムはこちら!

(画像をクリックするとamazonサイトに飛びます)

「UNDA」。「ウンダ」っていうんですって。ラテン語ですって(*^^*)
「波」という意味があるみたいです。波のように自由に、豊かに、広がっていくイメージかしらん。。

発表会ではあっという間に売り切れてしまったので、私もamazonでポチっと(^^♪
トランペットは迫力の演奏をされますが、お話はフレンドリーで優しそうな方でしたよ!
演奏に付き合ってくださり、迫力の演奏を聞かせてくださり、ありがとうございました♬

そして、私にジャズの楽しさを教えてくれているスクールはこちらです!

 バップ・ジャズ・スクール

群馬近郊でジャズを習ってみたいな~という方。ボーカル、ドラム、ピアノ、サックス、トランペットにトロンボーン、それからサックス、ギターなど色々な楽器科があり、コースも充実している楽しいスクールです。ぜひ、上記リンクからサイトに遊びに行ってみてくださいね!