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「フランス人は10着しか服を持たない」を知らずに実践?気付いたら服を買うのは1年4か月ぶりだった話。

久し振りに服を買いました(*^^*)

今度出るジャズピアノの発表会に着る服を新調しようと。まぁ、発表会といっても、クラシックではなくジャズ、しかもピアノは、ヴォーカルの方みたいにキラキラのステージ用衣装で決めなくても地味でOKとのこと。だから、仕事も普段も行けちゃいそうなセットアップワンピースにしました。ピアノだから、丈は少し長めでフレアがいいな~と思ったら、イメージ通りの服が見つかったので、ポチッとクリック。

そうそう、私が服を買うときは、ポチっとクリック。つまりウェブショップが殆どです。

Sサイズ女子にもオススメのウェブショップ

というのは、私はマイクロミニサイズなので、特に地方都市じゃ、フラリと出掛けて行った先のお店でピッタリのサイズなんて見つからない。どこそこに小さめな服が結構あるよ!って教えてもらっても、ブカブカでがっかりすることが多いから、ここ何年かは、服はお気に入りのオンワードのウェブショップのSサイズコレクションでしか買わないと決めています。

ここ「ONWARD CROSSET」。

その名のとおり、オンワード樫山のウェブショップです。随分前は、オンワード樫山のラインアップって、デパート出店がメインなイメージだったけれど、このウェブショップは、いつもシーズンオフでプライスダウンした商品があったり、盛大にセールしたり、ポイントがついたり、かなり消費者目線で、とっても素敵なショップ(*^^*)

ウェブショップで買うと、届いてみたらイメージが違った。。とがっかりすることはあると思うけれど、このショップでは、ものによっては無料で返品できたり、試着できるサービスもあるので便利です。

サイズ展開も、女性は1号から17号以上!!

女性の服の他、男性の服も、キッズもあるんだからすごいですね(*^^*) Sサイズ専門やLサイズ専門のウェブショップは結構あると思うのですが、これだけ全サイズ展開ができるウェブショップは、さすが総合アパレルのオンワードならでは(^^♪

他にも、総合アパレルでは、ワールドの「World ONLINE STORE」、デパート系で丸井の「マルイ web channel」 などもあって、それぞれ充実しています。でも、私はオンワードのバリエーションの丁度良さが好きです。

私は、10年程前まで都内に住んでいたのですが、その頃、リアル店舗でオンワードの服を買っているので、自分の服のサイズや好みと、そのオンワードのSサイズブランドがどういうテイストかというのは大体想像がつきます。だから、ふるさとの群馬に住むようになってから、リアル店舗ではなかなか着られる服が見つからなくなってしまったけれど、ウェブショップがあるからあんまり苦労もしていません。ありがたいことに♡

しかし、今回ポチっとしてみて、驚きましたよ。

だって、前回のお買い物から1年4か月も経っていたから。

先ほどからツラツラかいているように、私、服は、このウェブショップでしか買いません。

ここでしか。

ということは、このショップの買い物履歴を見て、前回のお買い物から1年4か月も経っているということは、つまり、服自体、1年4か月も買わなかったということなのです!

それでも、女子かい!!??って驚いた(≧▽≦)

けど、はい。立派に女子です。きっとヽ(^o^)丿

1年4か月。四季を一回り以上しています。なのに、服を新調せずに、かといって服がないと騒ぐこともなく、平和に楽しく1年4か月(*^^*)

そんな自分の行動を振り返りながら、2年前に読んだ「フランス人は10着しか服を持たない 」を再読してみました。

「フランス人は10着しか服を持たない」

2014年に日本で翻訳・出版されて以来の大ベストセラー。カリフォルニア育ちのアメリカ人の著者ジェニファー・L・スコットさんが大学生の頃パリに留学し、貴族の末裔ファミリーの家にホームステイをして、主にそこの主婦マダム・シックの生き方から、物質主義ではない、暮らしを楽しむコツを学び、書き表したもの。

邦題は「フランス人は10着しか服を持たない」と、興味を引きやすいようにでしょう、ワードローブにだけ焦点を当てていますが、原題は “Lessons from Madame Chic -20 stylish Secrets I Learned While Living in Paris” 。つまり、「マダム・シックから教えてもらったこと ~ 私がパリで暮らした間に学んだ、スタイリッシュに暮らすための20の秘訣」。だから本書では、ワードローブのことは、他に沢山ある素敵にハッピーに暮らす知恵の一つとして紹介されています。

久し振りに読みましたが、やはり示唆に富む本です。

タイトルはやはり突飛なだけあって、ホントにフランス人は10着しか服を持たないのか!?検証するサイトなんかもあって面白いです。

「『フランス人は10着しか服を持たない』は本当か【フランス人すごい本を検証】」(Excite Bit)とか。
「ベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』って本当か?」(女子SPA!)とか。

けど、タイトルに惹かれて手にとっても、中身を読んで、いくつかでも人生を楽しむためのヒントを得て、自分の暮らしに取り入れることができれば、それだけでも随分、暮らしの質があがったり、今あるものを大事にしようと思ったり、無駄なものを手に入れるのはやめようと思ったりできるんじゃないかなと思います。

あぁ、そういえば、書きながら色々思い出すんですが。

私が生まれて初めて行った外国が、アメリカでした。
高校2年生の夏休みに、オレゴンでホームステイ。

そして次に行った国は、フランスでした。
大学2年生の夏休みに、ブルゴーニュ地方の首都ディジョンで語学研修。

多感な年代に、それぞれの国を訪れて感じたこと。

アメリカは、とにかく広くて、大きくて、スーパーで売っているものも何もかもが大きくて、建物もなにもかも、新しい!!と目をパチクリ。

フランスでは、帰りに寄ったパリで、パリジェンヌが何のブランドでもないベーシックな服に差し色のスカーフや小物を身につけてお洒落を楽しんでいる姿に、日本人もお洒落で可愛いと言われるようだけど、全然勝てない、歴史が違うと衝撃を受けました。

1年4か月ぶりに服を買ったことから、随分色々思い出して、楽しい気分(*^^*)

そうそう、本の真似をしたわけじゃないですが、数えてみたら、1シーズンごとに、私のワードローブも10着くらいしかありませんでした(≧▽≦)

でも、大丈夫、ちゃんと、不便せずに楽しく生きてます(*´ω`*)

だって、10着ってよく考えると、結構ありますよ。スカート3枚にパンツ2本、アンサンブル2セットにカットソー2つ、それにワンピースが1つで10着。これだけあれば、組み合わせで十分楽しめます。

服のことだけではない、暮らしや人生を楽しむヒントが紹介されているこの本。ご興味があったらぜひ読んでみてください♬