「情熱大陸」というテレビ番組がありますよね。日曜日の夜11時~11:30までTBSで放送されています。様々なジャンルで活躍している方を取り上げる、とても興味深い番組。
2月24日(日)は、大阪の大人気ラーメン店「鶴麺」オーナー、大西益央さん。
今は、大阪のお店「鶴麺」「らぁ麺クリフ」のほか、アメリカにも進出。
2014年2月にハワイに1号店を開店、2015年には期間限定でニューヨークにも試験開店。
2018年4月にはボストンに「Tsurumen Davis」を開店。ボストンでは「今、最も熱いレストラン」第1位を3か月連続獲得!という、輝かしい実績を持っています。
そんな大西益央さんのご出身や、お店など、調べてみました。
目次
お名前: 大西益央 (オオニシ マスオ)
お仕事: ラーメン店主
生まれた年: 1976年(2019年2月時点で42歳)
出身地: 大阪鶴見区。生まれも育ちも大阪。
出身高校: 近畿大学附属高等学校
出身大学: 近畿大学 (facebookより)
略歴:
2007年に大阪市鶴見区にラーメン店「鶴麺」をオープン。
2010年に2号店「らぁ麺クリフ」を開店。
「鶴麺」と「らぁ麺クリフ」を大阪の人気店に育てマスコミに取り上げられる。
2014年2月にハワイ進出。1号店をオープン
2015年6月「らぁ麺クリフ」を、「Tsurumen Oriental noodle」にリニューアルオープン。
2018年4月、ボストンに「Tsurumen Davis」を開店。今は、ボストンに在住。
笑顔が素敵ですね!
出身校は、facebookに掲載されていましたよ。
近畿大学附属高等学校から近畿大学のご出身なんて、優秀な方ですね!
近畿大学附属高等学校は、偏差値63~71。一生懸命勉強したのでしょうね!
そしてすごいのが、ラーメン店としての実績。
食の激戦地、大阪での人気店にとどまらず、ハワイ、ボストンにまで進出!
すごいバイタリティーですね!
そして、あくなき挑戦。
成功するか分からないところに飛び込んでいくのは、ものすごい勇気が必要なのに、どんどん挑戦している大西さん。素晴らしいですね!
ご家族は、奥様と、13歳の長女さん、5歳の長男さんだそうです(2019年2月)。番組の中でも紹介されるみたいですね。
大西さんが20回にわたってコラムを執筆してきた「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」のウェブサイトに、子供の頃のエピソードを寄稿されているので、かいつまんで書てみますね。
まず、大西さん自身は、ほぼ99%「おふくろの味」で育ったそうです。
「親戚の集まりや、よほどのことがない限り外食はしませんでした。なので、小さい頃の僕にとって、焼肉はホットプレートで焼くもので、お寿司は折に入っているものでした。(笑)」(引用)
当時はそれが当たり前でしたが、中学生になると、お小遣いで塾の帰りにラーメンや牛丼を食べたりするようになり、「外食」に出会ったそうです。
その後、30歳を過ぎて、自分で食べ歩きができるようになった時に、お金を出して美味しいものを食べる幸せに「人生の生きる喜びと感動」を感じたといいます。
子供の頃から外食業界を身近に感じて育ったというわけではないのですね!
数々の挑戦をしてきている大西益央さん。
そんな大西さんが、2018年8月に放送された「探偵!ナイトスクープ」の「思い出のラーメンを母に」という依頼で活躍されたこともわかりました!
この番組は、依頼者からのお願いを番組が叶えるというもの。
放送された回の依頼は、三重県で調理師をする46歳の男性からのもの。子供の頃、両親が離婚して、母に引き取られて大阪に引越し。慣れない土地でさみしい思いをする中、朝から晩まで働く母親が月に3回ほど連れて行ってくれたが、鶴見区にあった「画竜軒(がりょうけん)」というラーメン屋。そこの「コーンコッチ」というラーメンが大好物だったそうです。
今は調理師をするこの男性にとっても、「画竜軒」のコーンコッチは最高の味で、いまだにそれを超えるラーメンに会ったことはない。ガンで余命1年を宣告された母親に、あのラーメン「コーンコッチ」を食べさせてあげたい、ということでした。
今はない「画竜軒」。当時のオーナーは、今は北海道で陶芸家に転身していました。でも、たっての願いに、もう一度、ラーメンを作ることにします。
そこで、そのラーメンを作るのに借りた厨房が、大西さんの「鶴麺」だったそうです!
実は、大西さんが子供の頃、お小遣いを握りしめて通ったのが「画竜軒」。大西さんは、この話が来た時に、「この機会を逃したら一生の後悔や、なんとしても食べたい」と、ボストンから飛行機で飛び、関西空港からタクシーを飛ばして駆け付けたそうです。
なんとも、心温まる、大西さんのお人柄があらわれるエピソードですね!
「情熱大陸」でも一番のポイントになっているのが、大西益央さん独特の「仕事幸福論」。
従業員には「雇われない生き方」をすすめ、いずれ経営者として独立できるよう、ラーメンの作り方のみならず、お店のマネージメントや経理など、店舗経営に必要なスキルを教えているそうです。
そして、自身が考えるのは、今どんなに人気のお店を持っていても「5年後には店を閉めるか譲るかしてまた別の街で店をオープンしたい」ということ。
また、お店をオープンしている時間は、1日2時間!その間、約50杯を提供。午後8時にはお店を占めて、午後9時半にはスタッフとともにビールを飲むのが幸せという緩急つきまくった仕事の仕方。
すごいですね。
現状維持じゃなくて、成功しても、つねに革新!
普段、守りに入りがちなことが多いですが、見習いたいですね。
では、実際に、大西益央さんが経営するラーメン店「鶴麺」や「Tsurumen」、ボストンの「Tsurumen Davis」は、どこにあるのでしょうか?
場所をまとめましたので、ぜひ行ってみてくださいね!
【鶴麺】
ジャンル:ラーメン、つけ麺、丼もの、塩ラーメン
住所: 大阪府大阪市鶴見区鶴見5-1-9-地図
アクセス:大阪メトロ長堀鶴見緑地線/今福鶴見駅 徒歩8分 (570m)
電話番号:06-6939-2126
営業時間:月~日 11:00~15:00,18:00~23:00
定休日:無休
【Tsurumen 大阪城北詰店 】(ツルメン【旧店名】らぁ麺 Cliff)
ジャンル: ラーメン、つけ麺、油そば
住所: 大阪府大阪市都島区片町1-9-34
電話: 06-6881-0755
【Trusumen Davis(ボストン)】
住所: 420 Highland Ave Somerville, MA 02144 Davis Square
アクセス: Red Davis Stationo
電話: (617) 764-0588
大阪のお店は、塩ラーメンやつけ麺が特徴的ですね!食べログなどグルメサイトでは美味しいと評判ですよ!人気ですものね。
ボストンのお店は、番組によると、松茸を贅沢に使って、ワンタンも入れて、1杯20ドル!!ですって!
1杯20ドルって言ったら、2,000円を超える超高級ラーメンですよね!
それでも、連日行列が後を立たないほど大人気なんですって!
すごいですね。
美味しいんでしょうね~。食べてみたいですね!
番組の中で、何度も試食して味を試す大西さんの姿が印象的でした。
あと、「ワンタン」に目をつけたのは、子供の頃のお母さんの味だとか。
「ほぼ99%母の味でいい」という哲学通り!見事ですね♪
ちなみに、1日2時間、50杯だけ提供。1杯20ドル。
っていうところから1日の売り上げを計算してみました。
20ドル×50杯 = 1,000ドル(約12万円)。
良いものを高く、少なく売り切る!素晴らしいですね。
◆大阪「鶴麺」facebook は こちら
◆ボストン「Tsurumen Davis」 facebook は こちら
◆大西益央さんのコラムが読みたい方は
「ドンブリ一杯の小宇宙を 世界に誇る日本の食文化」をどうぞ♪
最終回は、同じく大阪の実業家「チキンラーメン」生みの親「安藤百福」さんの言った「食足世平 ~食が足りてこそ世が平和になる」を引用しているのも印象的です。
いかがでしたか?今回は、鶴麺オーナー、大西益央さんにせまってみました!
雇われない働き方、仕事で幸福になる!革新、それから努力、あくなき挑戦。
42歳といったら、まだまだこれからですよね!
「ドンブリ一杯の小宇宙を 世界に誇る日本の食文化」で大西さんが引用している安藤百福がチキンラーメンを開発したのが47歳。40代って、大きな可能性を秘めた年代なのですね!
そういう私も40代(笑)まだまだがんばっていきたいなと思います。
では今回はこれで。最後まで読んで下さりありがとうございました!