コブサラダというサラダがありますね。アボガド、チキン、レタス、鶏肉、キュウリ、トマトなんかを小さ目の角切りにしてゴロゴロ盛って、フレンチドレッシングなんかをかけて食べるサラダ(^^♪
元々はレストランのオーナーであったロバート・H・コブが、1937年に空腹のあまり店の厨房の冷蔵庫から食材を引っ張り出して、手早く簡単に作れるサラダはないかと思案してできたレシピとのこと。
だからつまり、コブサラダっていうのは、冷蔵庫を開けて「お腹すいた!何作ろうっかな~!」ってあるもので作るサラダのこと♬ それが、人気になっちゃって、世界中で食べられるようになったっていうのは、さすがなところだけれど。
なので、私も「お腹すいた!何作ろうっかな~!」っていうミスター・コブのアイデアにあやかって、冷蔵庫を覗いて、あるものでゴロゴロ野菜のサラダを作りました。
キャベツ、トマト、トマト、ブロッコリ、かぼちゃ、ソーセージっていう、本物のコブサラダで良く使われる食材とは、トマトしか被ってないけど(^▽^;)
でも、これが、今日の私のコブサラダ。
ブロッコリは茹でただけ、トマトは切っただけ。あいにくレタスはないのでキャベツをスライサーで千切りに。ソーセージを輪切りにして、トースターで5分。それだけにしようと思ったら、なんか彩が足りない。そういえば、かぼちゃがあったなぁ。。と、ニンニクをオリーブオイルで炒めて香りを付けてかぼちゃを揚げ焼き。
お皿にゴロゴロっと乗せて出来上がり(^^♪
ドレッシングは、冷蔵庫に市販のドレッシングもあったけれど、先日参加したお料理教室で教えてもらったオーロラソースにしました。お料理教室では、別の方が作ってくれたので、自分で作るのは初挑戦。味を見ながら作って、なかなか良い感じ。我が家の食卓にのるのは初めてだったので、子供達が食べてくれるか心配でしたが、「何、このオレンジ色のソース?美味しい~!また作って~♡」のリクエストが聞こえてきました。よかった。
オーロラ(aurore)って、フランス語で「曙(あけぼの)」の意味なんですって。少しオレンジがかった色が曙、つまり、明け方の色みたいだから、オーロラソース。素敵な名前です♡
本場フランスでは、牛乳とバター、小麦粉をベースにした「ペジャメルソース」というフランス料理に欠かせないソースに裏ごししたトマトとバターを加えて作るもののようです。けど、日本では、ケチャップとマヨネーズを合わせたソースのことも、オーロラソースと呼ばれ、今回私が教えもらったのは、日本版。
ケチャップ、マヨネーズ、オリーブオイル、レモン汁、塩・胡椒に粒マスタードを混ぜるだけ。色々なオーロラソースのレシピがあるようですが、今回の決め手は、この、粒マスタードかな。
美食の国フランス、ブルゴーニュ地方の首府、ディジョン産。粒マスタードの故郷でもあります。先日お料理教室で会った娘の同級生ママに教えてもらって近所のスーパーへ買いに行き、日本産のより安かったので迷わずカゴへポイ(^▽^;)
お料理教室の先生の話だと、マスタードって、辛いイメージがあるけれど、粒マスタードは、辛いより、酸っぱい感じ。辛さを求めるならば、粒ではないマスタード、でも、深みとか酸味を求めるなら粒マスタード。粒マスタードなら子供向けの料理にも使えるってことで。
ゴロゴロ野菜のなんちゃってコブサラダにも良くあって、美味しかった♡ 粒マスタードさえ手に入っちゃえば、普通に常備している食材で作れます。ご興味のある方、ぜひ作ってみてくださいね♬
サラダに、エビやイカの蒸し焼きに、鶏の蒸し焼きなんかにも、絶対美味しい♡
Bon apettit!