「タラを買ってきたので、夕飯に何か作って」と言われたので、何にしようかな~とググっておいしそうなレシピを発見(*”▽”)
こちら。「甘口たらの甘酢あんかけ☆」。
衣を付けたタラを揚げ焼きにして、酸が効いたあんかけをトロリ~ンとかけていただく!定食屋さんのメニューみたいでそそられる(*^^*)
野菜の値段が高騰している昨今ですが、そんな中でも安定の低価格、モヤシとピーマンをたっぷり使うのでお財布にも優しいし。
ショウガでピリっと隠し味を付けるから、こちら、ドテラ社の食用できるエッセンシャルオイル「ジンジャー」で香りづけ(^^♪
で、できました!
制作時間は、たったの20分!
海無し県群馬で育った私は、美味しい魚料理を食べた原体験が思いつかないせいか、魚料理が未だに得意ではありません。イマジネーションがわかないのですねぇ。。それに、幼い頃の魚料理の思い出と言えば、朝バタバタと学校へ登校するときに、マズイ(ゴメン)シシャモ焼きを無理やりたべさせられたり、キライだっていうのに煮干しを味噌汁の具として入れられたり(ゴメン、煮干し)。。
なんか、こう、魚料理にイマイチあんまり良いイメージが持てないのですよねぇ。。
プラスイメージの原体験がないというだけで一生の味覚が決まるわけでもないですが、でも、子どもの頃のネガティブなイメージ、たとえば、シシャモ焼きを食べないと怒られるとか、「学校に遅れる!!」っていうのに、マズイ(ゴメン)煮干しを無理やり飲みこまされたり。。そういう、イヤな気持ちとセットになってしまった経験を単なる思い出に変える、或は忘れ去るのは、結構ホネだったりします。
特に、嫌だった煮干しと抱き合わせの味噌汁は、相当苦手でした。18歳で大学進学のために家を出た時は、味噌汁からの開放感でたまらなかったくらい(笑)味噌汁なんか、絶対作るもんか、と思っていました。
そのうち、煮干しじゃなくて、かつお節で作るようにはなりましたが、煮干しを使うようになったのは、30歳を過ぎてからかな。。
嫌な思い出がある味噌汁なのに、皮肉なことというか、抗えないものというか、煮干しの味噌汁で育った味覚は、この年になってみると一番落ち着くもので、今では味噌汁のだしは煮干しと決めています。煮干しだって、頭とはらわたをとって、だしが出たら煮干しは捨てる、或は、その面倒ができないときは少なくとも、実として食べなければ、煮干しでだしをとった味噌汁は最高に美味い。大根とかジャガイモ、玉ねぎなどシンプルな野菜を刻んで、油揚げがあれば一緒ににて、最後にネギを散らすと、煮干しのだしで深みが出た味噌の汁と、具材の甘さ、ジャパニーズハーブの代表選手「ネギ」の風味がたまらない。あ~、幸せだ、とすら思うヽ(^o^)丿
ま、そんなふうに、子どもの頃のネガティブな原体験の代表格みたいな味噌汁を、美味しいものと捉えるようになるまでに20年以上かかっているわけで、だから、私は、子供達にはそういう、本来美味しいはずの食べ物に対するネガティブな原体験は、できるだけ作って欲しくないと思っています。
なので、子供達がキライというものは、できるだけ作らない。できるだけ、美味しく食べてもらえるものをと思っています。「キラいなものを作らない」のは子供達のワガママに迎合しているのでは?という見え方もあるかしれませんが、そうじゃなくて、キライな食材をスキな料理に変えてしまう工夫を、できる限りしたいな、と思っているのです。
まぁ、平日は仕事が忙しすぎて、殆ど料理できないので、大きなことは言えないんですがね。。休日くらいは(*^^*)
今回のタラ料理も、子供達に美味しく食べてもらえるようにと作ったもの。実は娘は魚が苦手なんです。その娘も、これならきっと食べてくれるはず、と思って作ったら、狙いどおり(^^♪ 「美味しい~」と完食してくれました。
そんな、簡単なのに魚が苦手な人でも美味しく食べてくれる(だろう)タラの甘酢あんかけの作り方をご紹介します!
☆あんかけとろみ
・片栗粉: 大さじ2
・水: 200ml
4.野菜に大体火が通ったら、酒を入れて少し煮立てる。
5.あんかけとろみ用の片栗粉を水によく溶いてフライパンに入れ、クルクルかき混ぜる。トロンとしたら、火を一番弱くして、熱が冷めないようにしておく。
6.タラの切り身を半分に切って、片栗粉にまぶす。
7.フライパンに多めにサラダオイルをしいて熱し、タラをならべて揚げ焼きにする。まず片面を焼いて少し色づいたら、裏返す。蓋があれば蓋をする。よく火が通るように。もう片面も焼けたらまたひっくり返し、火が通っていれば焼き上がり。
8.お皿にタラを並べて、あんかけをかけて出来上がり(^^♪
あんかけは多めなので、食べきらなかったら、別の料理にかけてリメイクもできますよ。
うちは、翌朝温め直して、卵焼きにかけて朝ごはんにいただきました♬ 美味しかった♡