群馬出身のジャズピアニスト山中千尋さんコンサートのチケットを受け取りに行きながら、葉加瀬太郎さんのふれあい散歩道の舞台を歩いてみた話

日本で2番目にチッタスロー(スローシティ)国際連盟に加盟した群馬県の前橋・赤城地域から書いています。

地元群馬出身でニューヨーク在住、世界中で活躍中のジャズピアニスト、山中千尋さんのコンサートチケットが取れたので、受け取りに、会場のベイシア文化ホールまで行ってきました。

この会場は、先日行った葉加瀬太郎さんのコンサートが開催されたところです。

葉加瀬太郎さんのコンサートは、演奏が素晴らしいのはもとより、爆笑トークに、劇場のような演出、会場全体が熱気に包まれた情熱大陸のフィナーレ、等々、とても贅沢でハッピーなひと時でした。

その中で、「葉加瀬太郎のふれあい散歩道」という演出がありました。コンサート当日午前中に、地元のショッピングモールを訪れた葉加瀬太郎さんが、そこで出会った方々とぶっつけのコミュニケーションをして、楽しい反応を映像にまとめて流すというもの。地元の人々からは、驚きの歓声や、爆笑が起こり、楽しい演出でした。全国公演ならではの温かみですね。

山中千尋さんのコンサートチケットを受け取ってから、「葉加瀬太郎のふれあい散歩道」コーナーの最後に葉加瀬さんが、前橋が誇る鶏料理の名店「登利平」さんのお弁当を嬉しそうに頬張る公園が会館裏にあることを思い出し、行ってみることにしました。

こちらです。通称「どんぐり公園」。

ここで、葉加瀬太郎さんが、それはそれは嬉しそうに登利平弁当をほおばっていたのでした。前橋っ子なら、みんな大好き登利平弁当ですからね、地元のお客さんはみんな大喜び♬

こうして見ると、あの、葉加瀬太郎さんが、この場にいたんだな~と、なんかじんわり感慨深い(笑)いつものどんぐり公園なのに。子供達がぶらんこ乗りに遊びに来るような。住宅街の一角。ここで、お昼の腹ごしらえをしてから、リハーサルに臨み、夕方からのコンサートを迎えたんだなぁ、葉加瀬さん、って想像するのも何とも楽しいこと(*^^*)

公園から会館は、ダイレクトにつながっています。この階段を昇ってリハーサルへと向かったのかも、とか(^^♪

ベイシア文化ホールは、群馬県立のホールで、前は群馬県民会館と呼ばれていました。群馬の中では大きなホールの一つで、沢山のアーティストもコンサートをしています。

それから、群馬県の子供達の合唱コンクールや吹奏楽コンクールの会場になったり、ピアノコンクールの会場になったり。私も、この会館で初めて小学校の合唱コンクールに参加して、TBSコンクールでは群馬代表に選ばれたこともあったな、と懐かしい(*^^*)

冬に来る山中千尋さんは、群馬出身。子どもの頃に、この会館でコンクールに出場したこともあったりするのかな。

まぁ、それは分からないけれど。地元出身で今や世界中で活躍中のジャズピアニスト、山中千尋さんのコンサートはとても楽しみ。

なんとなく、どんぐり公園にあったテーブルに、チラシを置いてみました。

うん。益々楽しみ(*´ω`*)

帰りにふと、これまで見過ごしていた碑に気が付きました。

由来碑。読むと、この会館は、群馬県師範学校(今の群馬大学教育学部)だった場所に建てられたとか。へぇ。。場所に歴史ありですね。私が3歳の頃に亡くなった祖父は、群馬県師範出身。ここから20km以上離れた市外の家から、自転車で通ったそう。おじいちゃん、ここで学校時代を過ごしたのかぁ。。

なんだか。ふと、いつもより少しゆっくりした気持ちで見回してみると、それまで見過ごしてきたものが見えてきますね。これまで、数えきれないくらい来たこの会館で、今になってまた新しい発見をするなんて。しかも、自分のルーツにかかわること。

ちょっと耳を澄まして、ちょっとゆっくり歩いて、ちょっと周りを見回すと。

何か、今に必要な発見があるものなんだな~、なんて思います(*^^*)

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