毎日毎日娘のお弁当を作り続けて、はや5年目。何を入れても文句言わずに毎日完食してくれることに感謝♪
ふと、昔歌った「これっくらいの おべんとばこに おにぎり おにぎり ちょっとつめて」という「おべんとうばこのうた」を思い出しました。
子供の頃は、て遊びしながら楽しく歌った記憶があるけれど、子供ながら、「にんじんさん、さんしょうさん、しいたけさん、ゴボウさん」って、なんかちょっと渋いなって思ったけど。。
今考えてみても、かなり地味なお弁当ですよねぇ。。。(笑)
時代背景もあるかしれないけれど、なんだかとっても地味。というわけで、「おべんとうばこのうた」の歌詞の意味とか、本当に作ったらどうなるとか調べてみました。
目次
だれでも小さなころにうたったことがある「おべんとうばこのうた」。
リズミカルなメロディーにのっかった、かわいらしい歌。
手遊びもついていて、お母さんとか、幼稚園や保育園で楽しく歌った記憶もある方が多いのではないでしょうか。
こんな歌詞ですね。
これくらいの おべんとばこに
おにぎり おにぎり ちょいとつめて
きざみしょうがに ごまふりかけて
にんじんさん さんしょうさん
しいたけさん ごぼうさん
あなのあいた れんこんさん
すじのとおった ふーき
あ~懐かしい(*^^*)
でも。。中身を考えてみると、おにぎりと、きざみしょうが、それから、にんじん、さんしょう、しいたけ、ごぼう、レンコン、フキ。。って。。!タンパク質殆どないですね~!子供達が喜びそうな、から揚げとか、ソーセージとか、ハンバーグとか。それどころか、彩になりそうなトマトとかもないし。
それでも楽しく歌っちゃうのは、たぶん、手遊び歌になっているからですよね。中身なんてよくて、お母さんや先生と楽しく歌ったから、楽しい記憶になっているのかなと思います。
手遊び歌はこんな感じですね。
あら、今改めてみたら、これ、数の遊び歌にもなっていますね!
2 にんじんさん
3 さんしょうさん
4 しいたけさん
5 ごぼうさん
ここまでですけれど。でも、2,3,4,5と指で数えて歌ったら、子供達はすごく喜びますよね~。そうか、だから、この野菜の取り合わせなのかも。。なんて納得してしまいました。
「おべんとうばこのうた」の歌詞は、私は1番しか知らなかったのですが、調べてみると、この後、かなりナンセンスな動物バナシに急展開します。
ゾウの背中からアリが落っこちて、ゾウを山だと思って鼻の先まで行ってから、また背中まで戻ってお弁当を食べたり。そうしてアリさんサイズの小さなお弁当を作ろう。
ワニの背中にゾウが乗って船だと思って向こう岸までついたと思ったら別のワニだったとか。ゾウさんサイズの大きなお弁当を作ろう。
その後、ワニはサルのしっぽに食いつきます(笑)ワニも、サルも、お互い引っ張り合って歌詞はおしまい♪
こんな感じで、ナンセンスといえばナンセンスですが、子供が大好きな歌って、ナンセンスなものが多いですよね?手遊びでアリさんのお弁当を作るときは、すごく小さな振り付けにするんでしょうし、ゾウさんのお弁当では、大きく大きく振りをする。
最後に引っ張りあうしっぽは、親子で手と手を引っ張るのかな。。
なんて想像しちゃったりして(*^^*)
だから、「おべんとうばこのうた」は、お弁当の中身を比べたり、実際に何が入っているかというのはそんなに大きな問題じゃなくて、楽しく手遊び歌ができることとか、歌を通して小さなこどもが、言葉を楽しく覚えることとか、何より親子が歌を通して楽しくコミュニケーションすることが目的なのかもしれませんね。
楽しく歌えればOK♪な「おべんとうばこのうた」。これ、実際に作ってみた方の動画を見つけたのでご紹介しますね。
かなり衝撃で面白いですよ~!
「おべんとうばこのうた」を調べるなかで、こんな歌を見つけましたよ。
「お弁当箱のうた ~あなたへのお手紙~」。半崎美子さん作詞・作曲・歌で「NHKみんなのうた」で放映されていたもの。一度放映終了した後に、反響が大きく半年後に再放送されたそうです。
毎日、娘のことを思ってお弁当を作るお母さんの気持ちを歌った曲です。あなたがお母さんや、お母さんを思うお子さんであれば、きっと、お子さんのこと、お母さんのことを思ってホンワカした気持ちになっちゃうと思います。ぜひ聞いてみてください(*^^*)
私は、聞いて、思わずほろり。。(´;ω;`)ウッ…
正直「面倒だな」と思う日もあるお弁当作り。でも、毎日娘が私が作ったお弁当を、どんな気持ちで開けるのかな、友達とどんな顔して食べてるのかな、学校で元気にやってるかな、イヤなことがあったりしないかな。。そんなとき、お母さんが作ったお弁当をどんな気持ちでたべるのかな。。なんて思ってみたりして。
そういえば、娘が高校生になった頃、中学生まではお母さんの手作り弁当しか知らなかった娘が、コンビニ弁当を買ってくるお友達の様子を見て、「私もたまにはコンビニ弁当がいい」と言ったことがありました。
私も、お金はかかるけれど、手間はかからないので、いいね、ということでその日は500円玉をお弁当替わりに握らせて登校させました。
でも、そんなことが2~3回あったときに、娘が言ったのです。「やっぱり、コンビニ弁当は、もういいや。コンビニ弁当は、おなかは一杯になるけど、心がいっぱいにならないの。だから、これからは、やっぱりお母さんの手作りがいい」って。
なんかちょっと、軽く感動しましたよ。どんな手抜き弁当でも(ゴメン)、やっぱり手作り弁当に勝る弁当はないのか~!と(*^^*)
この歌のように、最後のお弁当の日に娘から気の利いたお手紙なんてないと思うけど。
でも、私が母としてできる数少ないことのうち、お弁当作りくらい、これからもがんばって続けよう、と思ったのでした(*^^*)
これを読んでくださっているあなたは、お母さんでしょうか。お子さんでしょうか。それとも、お父さんかもしれませんね。
「おべんとうばこのうた」から、お子さんのこと、お母さん、お父さん、それからおばあちゃんやおじいちゃんのこと。。。育ててくれた誰かのこと。家族のつながり、あったかい思い出、子供の頃の楽しかったこと。
温かい気持ちに包まれてくれるといいなと思って、「おべんとうばこのうた」の歌詞や意味を書いてみました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
ご参考までに、「おべんとうばこのうた」と「おべんとうばこの歌 ~あなたへのお手紙~」の歌詞へのリンクをはりますね!あったかい気持ちになれますように♪