そろそろ花粉が気になる季節ですね。
我が家では、娘が軽い花粉症で毎年グズグズと鼻を詰まらせています。薬局で花粉症の薬を買ってきて飲ませたり、ひどい年は耳鼻科へ行ったり。家族でひとりだけ花粉症なので、ちょっぴり忘れられ気味の気の毒な娘です。。”(-“”-)”
だけど、今年は、こんな早い時期に母親である私が気付いたし、今から鼻づまりの解消方法を勉強しておこうと調べてみましたので、書いてみますね♪
目次
まず、鼻づまりの原因を見てみましょう。
「鼻づまり」は、鼻水が詰まったものと思いきや、そうではなく「鼻の粘膜の腫れ」によるものだとか。原因には、アレルギー性鼻炎、風邪、ウィルス感染などがあり、鼻の粘膜に炎症が生じ、血管の拡張が起こると、鼻の粘膜が膨張して鼻腔がふさがれることで、鼻づまりが引き起こされるそうです。
一方、鼻づまりの原因と間違われる「鼻水」は、細菌やウイルス、花粉、ハウスダストなどの異物が鼻の中に侵入し、粘膜が炎症などを起こしたときに、鼻腔の異変を察知し、副交感神経が粘液を大量に作る命令を出すことによって、出るものなのだそうです。つまり、異物を体外に排出するために出るのが鼻水。ちなみに、花粉症の方の場合は、花粉を洗い流すためにサラサラした透明な鼻水が大量に出るそうです。
鼻づまりと鼻水は同時に起こることが多いので、混同されてしまうのですね。
ちょっと強引に分けると、「鼻づまりは粘膜の腫れ」、「鼻水は異物を洗い流すもの」という風に考えても良いかしれませんね。
花粉症の場合は両方起こるので大変ですよね。予防のために今から薬を飲んでおくことなども大事だと思いますが、軽い花粉症や花粉症になってしまって鼻づまりを起こしたり、鼻水が出てしまったらどうしたらよいのでしょうか。
風邪の時にも使える即効解消法や、植物のチカラを借りる方法などをご紹介します。
まず、「即効」解消法はないのかな、と調べてみました。すると、身近にあるものですぐにできる方法としては、下記の方法が見つかりました。
鼻を温めると、鼻孔が広がったり、粘膜の血流が良くなるので、一時的に鼻の通りがよくなります。
【方法】
①タオルを固く絞ってラップに包んで電子レンジで1分ほど加熱して蒸しタオルを作ります。熱くなるので、やけどに注意してくださいね。
②ラップをはがして、鼻全体を蒸しタオルで覆い、タオルが冷めるまで温めます。
鼻づまりを解消するには、ツボがあるそうです。小鼻のすぐ脇の少し凹んだところにある「迎香(げいこう)」というものです。そこを指圧するとすっきりして鼻の通りがよくなるといわれます。
面白いのが、500mlのペットボトルを使う方法。鼻づまりの原因は、鼻の内部で粘膜が炎症を起こして腫れること。これを解決するには、交感神経を刺激するのが良いそうで、ペットボトルを脇に挟むことで交感神経を刺激し、鼻を広げるというものです。なんだかおもしろいですが、耳鼻咽喉科の先生が考案した方法だそうです。試してみたいですね。
【方法】
つまっている鼻の反対側の脇の下に500mlのペットボトルを挟みます。それだけ。ぎゅっと挟むと効果的とのこと。
どれも、一時的な方法で、根本から治すには病院を受診したりする必要があります。でもまずは「今、鼻づまりを止めたい!」という時にやってみたいですね。
植物のチカラを借りて鼻づまりや鼻水の症状を和らげる方法もありますよ。れんこんは、普段ないかもしれませんが、ネギなら一般的ですよね。また、アロマテラピーの方法としてエッセンシャルオイルを使う方法もご紹介します。
れんこんには、血管を収縮させる作用や消炎作用があり、鼻づまりの解消法として昔から家庭で使われてきたようです。よく洗って、皮ごとすり下ろして、絞った汁に綿棒を浸して鼻の内部に塗ります。
ネギのツーンとした香り「硫化アリル」には、抗菌作用、殺菌作用と、新陳代謝を活性化する効果があり、が鼻づまりの解消に役立つそうです。
【ネギシップのやり方】
ネギの白い部分を約1㎝に切り、鼻の下に貼って深呼吸をします。
【ネギ湯の作り方】
ネギを刻んで熱湯を注ぎ、熱いうちに飲みます。やけどに注意してくださいね。
エッセンシャルオイルには、植物が持つ抗菌力や抗ウィルス力等が詰まっていて、鼻づまり解消に役立つ使い方がいくつかあります。エッセンシャルオイルの中でも、今回ご紹介するのは、ティートゥリーとユーカリ。どちらも、オーストラリア原産のフトモモ科の木で、エッセンシャルオイルとしては、すっきりした香りが特徴です。
【マスクに垂らす】
花粉の季節にマスクをしますよね。そのマスクに垂らすとスーっとして鼻の通りが良くなります。
【アロマバス】
お風呂に2~5滴垂らしてゆっくり入ります。鼻どおりが良くなり、夜ぐっすり眠れます。また免疫機能強化の作用もあるといわれます。
この他、アロマの香りを散らすディフューザーを使っても良いですね。
直接鼻に働きかける方法に、「鼻うがい」というのがあります。鼻の粘膜についたゴミやほこりを洗い流して除去するので、鼻づまり解消とともに、風や花粉症の予防効果も期待できます。
【方法】
①沸騰したお湯500mlに4.5gの塩を溶かして、40℃くらいまで覚まして生理食塩水を作ります。沸騰させないと、雑菌の繁殖リスクと塩の溶け残りがあるため、必ず沸騰させることが大事です。
②生理食塩水をコップに入れて、ゆっくりと片鼻ずつ吸い込み、口から出します。
やったことがないと難しそうですよね。そんな時は、鼻うがい専用の道具が市販されているので、それを使うのも良さそうです。
ハナクリーンS(ハンディタイプ鼻洗浄器)
いかがでしたか?花粉の季節。色々工夫して乗り切りたいですね!
最後まで読んで下さりありがとうございました。