私が住んでいる群馬県には、山が沢山あります。そうして私は、その山々を眺めながらする散歩が大好きです。景色を楽しみ写真に収めるのも、里山散歩の醍醐味の一つ。
群馬の山は日本アルプスほどには高く雄大ではありません。でも、谷川岳や、日本三大奇景の一つとされる妙義山、関東屈指のパワースポットとして名高い榛名山神社を擁す榛名山、日本百名山の一つで、戦時中には空母の名前の由来にもなった赤城山等々、名峰が沢山。我らがグンマーにとっては、地域ごとにこれらの山々が母なる山であり、多くの小・中・高の校歌ではそれぞれの地域でそれぞれの山が歌われています。
そうして、群馬では、運動会の組み分けには、山々の名前が付けられるんです。赤城団、榛名団、妙義団、谷川団や武尊団、みかぼ団とか、子持ち団。ま、地域性は色々ですが。子どもの頃、私は、どの県でも山の名前が団名になって、団対抗で運動会をするものだと思っていました。が、高校を卒業して県外の大学へ進学したら、そういうのは、群馬だけだと知ってビックリ(*”▽”) 「え？赤組と白組？幼稚園の玉入れみたいじゃん。ダサっ。赤城団・榛名団・妙義団の方がカッコイイぜ」なんて腹の中で思ってみたり（笑）そのことそのものがグンマ特有で、あれから四半世紀後に「お前はまだグンマを知らない」という漫画で、抱腹絶倒のグンマ談義として描かれるなんて、つゆ知らず。。
ま、そんなわけで、我らがグンマーにとって、山は、なかなか特別です。恐らく、群馬から外へ出て行ったグンマーは、新幹線の車窓から裾野の長い赤城山や、美しい榛名山、ゴツゴツとした妙義山が見えると「あぁ。。。帰ってきたなぁ。。」と思うことでしょう。
私も、生粋のグンマーですから御多分にもれません。高校卒業から30代前半まで15年ほど群馬を離れていましたが、不思議なことに、少し離れてから戻ってくると、或は、外から来て群馬に住むようになると、群馬というのは、どうしようもなく、群馬だと感じるのです。このあたりは、伊田ヒロト氏著「お前はまだグンマを知らない」にも、よく描かれています。
そんな私なので、時折休日に出掛ける里山散歩では、山を眺めるのが大好きです。住んでいる赤城のすそ野から、榛名や妙義、その先の長野の山々、浅間や八ヶ岳まで見渡すのです。そうして美しい山々の遠景や眼下の前橋から高崎、伊勢崎や桐生等関東平野の北の端に広がる街をながめながら、「あー、ここに住んでて、良かったー♡」と思うのです。（ブルゾンちえみ風に）
美しいと思ったら、カメラに納めたいのがひとの心。散歩にカメラは必携ですし、時に、家の外を眺めたら夕焼けがなんて綺麗！とカメラを掴んで外へ駆け出すことも、しばしばです♬
先週末の土曜日にも、早い時間に夕食を済ませて窓の外へ目をやったら空がピンク！愛用しているデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss」を持って外へ飛び出しましたよ。
そうして、私にとって群馬で一番美しい山「榛名」の夕景をパチリ(*^^*)
撮っていたら、背後で突然車がブレーキをかけて停まりました。知り合いかしら？と思ったら、全然知らない方。車を停めて窓を開けてスマホで私と同じように夕景を撮っていました。記憶に留めておきたいのかな。友達や家族にシェアしたいのかな。一瞬の時や感動を切り取って永久保存できる写真のパワー、大好きです。
このパワーをぐんまの方に、と、NHKのローカルニュース番組、「ほっとぐんま640」という番組に投稿しました。
そうしたら、採用(^o^)／
めでたく放送してもらえて、グンマーの皆さんに、NHKのチカラを借りて、美しい榛名の夕景とその感動をシェアすることができました。ありがとうございます。
その写真が、こちらです。
2017年8月26日（土）、榛名の夕景。
このブログを訪問してくださる皆さんには、ボーナストラックとして、美しい山、榛名の名景をいくつかシェアします(*^^*)
雲海に浮かぶ榛名。標高たった1500m弱の低い山ですが、地形のためか、こんなふうに雲がおりてくることも結構あります。そうすると、ヒマラヤの山かと見まがうほどに猛々しい！(≧▽≦)！
夏の榛名。青空に映える、美しい山です。
ピンクに染まる榛名。写真には何の加工もしていません。ありのままのキミが素敵♡
サバンナ風の榛名。なんちゃってキリマンジャロ。気分はライオンキング(*’▽’)
榛名よ！太陽にほえろ！明日はまた来る。
こんなところで、榛名アルバムはいったんここで。
あ、夕景が多いのは、榛名がうちから見ると西にあるからです。一日の終わりばっかりじゃなぁ。。始まりの朝日も撮りたなぁ。。と思うんですが、うちから朝日の方向は関東平野なので山はないのです。まぁ、終わりは始まりのプレリュード。夜明けには夜が必要なので、夕日も大事です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
美しい風景をシェアできることに、感謝です♡